最近のトヨタ車にはAHB(オートマチックハイビーム)という、自動的にハイビームとロービームを切り替えてくれる機能が備わっています。
基本的には車は夜間ハイビームで走行する必要があり、対向車や前に車がいる場合はロービームにしてくださいねって法律もありますので使い方によっては便利かもしれませんね。(道路交通法第52条:車両等の灯火)
と、前置きはここまでで、まずは使い方を。そして実際に使ってみてどうか、使い道を記載していきます。
【150プラド】AHB(オートマチックハイビーム)の使い道は?(ブラックエディション)
ランドクルーザープラド(ブラックエディション)にもAHB(オートマチックハイビーム)が備わっています。
まずは使い方から・・・
使い方
まずはハイビームにします。
その次にAHBのスイッチを押します。
ハイビームスイッチの中に”A”が入っているスイッチですね。
こうすると下の画像のように表示灯が点灯します。これでOKです。
手動に切り替えるには
ハイビームをロービームへ戻すとAHBの表示灯が消灯します。これで手動になります。
自動切り替え条件
ハイビームに自動で切り替わる条件は次の通り。
・車速30km/h以上で走行している
・車両前方が暗い
・前方にライトを点灯した車両がいないこと
・街路灯の光が少ない状況である
AHB作動中でもロービームに切り替わる条件は次の通り。
・車速が25km/h以下
・前方が明るい
・前方にライトを点灯している車両がいる
・街路灯の光が多い環境
使い道はあるか?
実際に使ってみると・・・、まず市街地ではあまりハイビームにならず、また交通量が多いところではハイビームにする機会が無く使うことあまり無いように思いました。
逆に交通量の少ない通りでは、意外と便利だなと思いました。
が、しかし。
対向車があわられた際、瞬間的にハイビームが戻らず、1テンポ遅れてロービームに切り替わります。
手動の場合は、前方から対向車の存在を感知した場合、ロービームに戻しますよね?
このタイミング的なものが少し気になります。
対向車からパッシングされる場合もありましたので、ちょっと使いにくいと感じました。体感としてはハイビームが照らしている(一般的には100m位)範囲に入らないと切り替わらないように思います。
また街路灯や信号など光をセンサーが感知して一瞬、ハイビームからロービーム、そこから再度ハイビームに戻るとパッシングしているようにも思われるかもしれません。
以上より、使い道としては”交通量が少ない道路で使用する”の一択と思いました。
じゃあ実際に使うか?
当然ながらハンドルは握ってますし、ハイビーム/ロービームの切り替えは手元にある上、特に苦では無いので自身の感覚で切り替えたほうが良いと感じています。
なのであまり使わないですね。
まとめ
条件が揃ったタイミングでハイビームとロービームが自動で切り替わります。
実際に使えるかどうかですが、比較的交通量の多い市街地では使えない。または使いにくいと思いました。
また通常はハンドルを握っていますし、指先でハイビームとロービームを切り替えることができますので、自身のタイミングで切り替えたほうが・・・と感じた機能でした。