【150プラド】ブラックエディションのセーフティセンス(Toyota Safety Sense)まとめとレビュー
Toyota Safety Senseは安全運転を前提とし、事故被害や運転負荷の軽減に寄与したシステムとなります。
運転支援装置は以下の通り。
運転支援装置
・PCS(プリクラッシュセーフティ)
・LDA(レーンディパーチャーアラート)
・AHB(オートマチックハイビーム)
・RSA(ロードサインアシスト)
・レーダークルーズコントロール
・先行者発進告知機能
センサーはフロントグリルとフロントウインドウガラスの2種類で認識しています。
PCS(プリクラッシュセーフティ)
衝突の可能性が高いとシステムが判断したときに、警報とブレーキ力制御により運転者の衝突回避操作を補助する機能です。
いわゆる自動ブレーキですね。
ブラックエディション(特別仕様車)においてPCS(プリクラッシュセーフティ)での作動対象は次の通り。
・車両
・自転車運転者
・歩行者
以前のTOYOTAのPCSには歩行者が入っていなかったと思いますが現在は対象となっているようです。
PCS(プリクラッシュセーフティ)の作動条件
システムの作動条件もあるようで、車両または歩行者に対して10km/h以上であることが必要になるようです。
実際、人に接触しそうになったことが無いので効果はわかりませんが、車両に関しては相手方が飛び出してきた際に一度作動したことがありました。
この時はあまり速度が出ていないこともありストップしてくれましたが、あまり過信できないですがあるだけで少し安心というかお守りがわりになるような気がします。
マルチインフォメーションディスプレイで警報感度も設定できます。
参考動画
下記にyoutubeで実験したものがあるので参考までに引っ張ってみました。(対象はハリアーですが比較的最近のものでしたので)
5年前くらいの動画にはよくプラドやランクルが登場しているのですが、情報が新しいものはUPされていないようですので、そういう動画にであったら更新します。
バックではPCSは作動しない
ただしプラドにおいては”シフトレバーがRのとき”に関しては作動しないと取説に記載されているので、バックでは作動しないですね。(カメラも前方のみですし)
LDA(レーンディパーチャーアラート)
白線(または黄色線)が整備されている道路を走行中に走路から逸脱する可能性を警告する機能です。
マルチインフォメーションディスプレイに表示され、かつ警告ブザーが鳴ります。
ヨーアシスト機能があり短時間ブレーキを作動させ車線からの逸脱を避けるための支援機能があります。
またふらつき警報機能搭載で車両がふらついている場合、マルチインフォメーションディスプレイに表示およびブザーで警報が鳴る機能です。
LDAを設定する
上記写真の赤丸を押します。
その後作動条件を満たせばOK( ^∀^)
上記写真のレーンが白抜きになっている場合は白線(または黄線)を認識していないか、解除状態です。
この白抜きのレーンが白色になるとレーンを認識し、はみ出そうになると橙色が点滅しブザー警報がなります。
さらに線を逸脱すると緑色(青色に近いかな?)が点灯します。この時にヨーアシストが作動します。
体感としてはハンドルをぐっと戻されるような感覚ですね。
ヨーアシスト・ふらつき警報機能の調整
マルチインフォメーションディスプレイのLDAから入っていきます。
感度の設定が可能です。
ふらつき検知についてもON/OFFが可能です。
LDA作動条件
LDA作動条件は次の通りです。
・LDAをONにしてい
・車速が50km/h以上
・システムが線を認識しているとき
・車線幅が3m以上
・方向指示レバーを操作していない
・急カーブを走行していない
LDAについてですが、車線幅が3m以上というのは少しばらつきがあって、車幅が狭い道路も認識することがあり、その場合はひたすら警報ブザーが鳴り響いています。
逆に車幅が広い道路で認識しないことも多々あります。
これを意識していると咄嗟に車が出てきた時ってどうなるんだろう・・・とハラハラしています。
追い越し・追い抜きの際には方向指示レバーで合図を出してから追い越し・追い抜きをしないとLDAに怒られます。
AHB(オートマチックハイビーム)
AHB(オートマチックハイビーム)という、自動的にハイビームとロービームを切り替えてくれる機能が備わっています。
詳細はこちらの記事でご紹介していますのでご確認ください。↓
AHBを使ってみて
AHBの機能ですが正直使える状況が限られすぎてあまり使用する機会がないかもしれないです。
あまり交通量が少ない道路・・・だけですかね。
RSA(ロードサインアシスト)
標識を認識するとマルチインフォメーションディスプレイに表示してくれる機能です。
左写真のような道路標識の種類を認識します。ただ一部表示されないものもあるようです。
例えば進入禁止エリアに進入してしまったと判定されると車両進入禁止標識の点滅やブザーの吹鳴をしてくれます。
・走行支援機能情報画面を選択している場合は最大3つの標識を認識できる。
・走行支援機能情報画面以外を選択している場合最高速度標識または車両進入禁止標識のとちらかが表示される。
レーダークルーズコントロール
レーダークルーズコントロールとは、アクセルペダルを踏まなくても①車間制御モードで先行車の車速変化に合わせて追従走行(自動加速・減速)を行う。また②定速制御モードでは一定の車速を維持しながら走行することができます。
全車速追従ではありませんが、ブラックエディションでは25km/hまで追従可能となっています。
レーダークルーズコントロールを使ってみて
基本的には高速道路や直線が長い道などで使用できます。
実際に使ってみてある程度の追従をしてくれますので、かなり便利と思いました。
強いていうなら、設定速度以下で前車が走っていた場合、前車が車線変更した途端に一気に設定速度まで加速していくというところが怖いです・・・。何も急加速じゃなくても。
先行者発進告知機能
先行車が発進した際、自車が停止し続けた場合に警報ブザーとマルチインフォメーションディスプレイの表示でお知らせしてくれる機能です。
設定方法
下記写真の先行車発進告知をONでOK。
告知距離も3段階で調整できるようですが、取説などに具体的な距離は書いておらず、ネットで情報を探してみると前方の車と4m以上離れると告知が発生するそうです。
体感としてはざっくり10mくらいかな?と思っていましたが・・・公式では4mということで思ったより短いようです。
まれに外の景色を見渡しているタイミングで前の車両が進んでいた!なんてことがありますが、こういう時に告知されるのでありがたいことです。
機能としては結構良いかなと思います。
まとめ
Toyota Safety Senseのまとめとレビューでした。
悔やまれるのはレーダークルーズコントロールが全車速対応でないこと。
またyoutubeなどでもプリクラッシュの検証動画があがっていますが、実際作動しないような状況が確認されています。そのような状況にならないような安全運転が一番良いですが、普通に作動しなかったらそれはそれで困りますね。
つまりはあまり過信せずにしておいた方が良いということでしょうか。
以上、安全運転でいきましょう( ´ ▽ ` )
関連として盗難保険は加入してますでしょうか?
盗まれやすい車ワーストに入る車なのでチェックしておきたいところです。