キャンインベーダーの盗難怖い。やっぱ高額なセキュリティシステムいれなきゃだめ？
最近、ニュースやネット上で、CANインベーダーという方法を使って車が盗まれる映像がよく見られるようになりました。これを見ると、誰でも不安に感じるでしょう。
実際、この手口はどんどん広がっていて、ランドクルーザーやプラドはもちろん、レクサスまでもあっさり窃盗されるという状況です。
対策として高額なセキュリティシステムを入れなければどうにもならないか・・・
確かにそれが現在の環境では最強の盗難防止システムかもしれません。
ただそのシステムをインストールしようとすると、1年待ち・・・なんてことも。そんなに待ってたらその前に盗まれるわ・・・と思い今回はこれを物理的に防ぐためのアイテム、CANガードを装着したので共有しますね。
こんなものあるよって感じで。
CANインベーダーとは
「CANインベーダー」という言葉がよく耳に入ってきます。これは、車を盗むために使われる新しい方法の一つです。
車の中には、エンジンやドアロックなどを制御するコンピューターがたくさん入っていて、これらのコンピューター同士が通信するための仕組みを「CAN（キャン）」と呼びます。このCANに悪意のある信号を送ることで、車のドアを開けたりエンジンをかけたりすることができるのが「CANインベーダー」です。
CAN（Controller Area Network）というのは、車の中でエンジンやブレーキ、ライトなどが情報をやり取りするためのネットワークです。これが便利な反面、悪用されることも。
つまり、車の中でシステム同士が通信する仕組みをハッカーが乗っ取って、勝手にエンジンをかけたり、ドアを開けたりできちゃうらしいんですよね。
はい、すっごく迷惑ですね。
プラドはどこから侵入されるか
よく盗難動画などをみていると、助手席側の下あたりをもぞもぞしている光景を目にしたことがあると思います。
これはバンパーの内側にアクセスできる箇所が存在します。
盗む側からしたら結構手軽な位置なんでしょうね。
なのでここのコネクタを外せないよう物理的に対策する方法が一つとなります。
キャンガードでCANインベーダー盗難対策（CANガード）
左の画像は実際に取り付けたものになります。
取り付け前はこのシルバーの部品が無い状態でこのコネクタが抜けるようになっています。
このコネクタを抜かせないよう物理的に防御することで侵入を防ぐということになります。
なお、このCANガードは専用の盗難防止ネジを使っているので簡単には外れない仕様となっています。
※2024年7月現在では一時販売停止しているようです。気になる方はたまに覗いてみてください。
CANガード持ち込みでかかった費用
持ち込みでかかった費用です。（2023年夏実施）
| 作業内容・部品 | 費用（円） |
| CANガード 本体 | 20,000 |
| CANインベーダー盗難防止カバー取り付け フロントバンパー一式脱着 GTS初期設定作業 | 24,390 |
| フロントバンパーピース エンジンアンダーカバークリップ | 847 |
| 合計（値引き込み） | 45,000 |
参考までに。
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